作家紹介

About

お客さまに寄り添いながら
一つ一つ丁寧に愛情と真心を込めて

上質な素材と正確な技術で作られたベアの寿命は100年以上。
“LU” も100年先を見据え、制作に一切の妥協はいたしません。
ですが、一番大切なのは耐久性ではなく、愛情です。
だからこそお客さまに寄り添いながら真心込めて制作しています。

Teddy Bear “LU” です。
「ママをしあわせに」との想い

こんにちは。Teddy Bear “LU” です。テディベア作家の第一人者である関澤洋子先生の元での修行を経て、2018年7月7日に作家デビューして以来、これまでに多くのテディベアをお迎えいただくことができました。テディベアみんなに「ママをしあわせにしてあげるんだよ」との想いを込めて、今日も送り出しています。

きっかけはクリスマスプレゼント
ぬいぐるみに囲まれた毎日

2~3歳の頃、両親からクリスマスプレゼントにピンク色のクマのリュックサックをもらいました。私はすぐにその子を好きになり、お出かけする時も寝る時も、何をするのも一緒でした。今思えばそれがぬいぐるみとの最初の出逢いです。それからはたくさんのぬいぐるみに囲まれた毎日。学校にも連れて行くほど、ずっと一緒にいました。

ドイツで出逢ったクマのぬいぐるみ
作家名になるほどの運命的な出逢い

私にはいつも一緒にいるクマのぬいぐるみのルート君がいます。彼との出逢いは10年ほど前。ドイツ・ミュンヘンのおもちゃ屋さんの地下売り場。一人旅の飛行機の待ち時間に、運命的な出逢いを果たしました。一目見た瞬間「この子は絶対に連れて帰らなきゃ」と直感。大切な作家名“LU”は、彼の名「清ルートヴィッヒ」から取っているんですよ。

人生を変えた一言「作ってみれば」
誕生日プレゼントはプロ級の道具一式

じつは初めてテディベアを知ったのは、主人が連れて行ってくれたテディベアミュージアムでした。すぐその世界観に魅せられて何度も通ううちに「それほど好きなら作ってみれば」と。そして、誕生日プレゼントに今でも使っているプロが使う道具一式をくれたんです。これがきっかけで、「見る」側から「作る」側になりました。

作り終えた瞬間に見えた作家への道
大作家・関澤洋子氏の元で学んだ日々

「作家になる!」最初の一体を作り上げたとき、不思議とそんな確信がありました。その確信が現実に変わったのは、ある大きな展示会。そこで出逢ったテディベアがあまりにも可愛くて、気がついたら「弟子入りさせてください」と口に出していました。その作家さん関澤洋子先生に師事、約1年半東京まで通いました。決して楽ではありませんでしたが、そのおかげで今の私がいます。

テディベア作家・清 祥子プロフィール

テディベア作家・清 祥子(せい しょうこ)
▽日本テディベア協会・会員作家
▽テディベアコンベンション、ハンドメイドインジャパンフェス、ドールアニマルフェスティバル、デザインフェスタなど出展多数
<略歴>
静岡県富士宮市出身。両親からの誕生日プレゼントにクマのリュックサックをもらったことがきっかけで、ぬいぐるみに囲まれながら成長する。市内の高校を卒業後、東京都内の専門学校に進学。上京の際もたくさんのぬいぐるみと一緒に引越し。23歳で富士宮にUターン。20 代でアジアやヨーロッパなどを巡る。大好きなドイツのノイシュヴァンシュタイン城を見に行った際に立ち寄ったミュンヘンのおもちゃ屋で、大きなクマのぬいぐるみと運命的な出逢いを果たす。のちに「清ルートヴィッヒ」と名付けられた彼「ルート君」は作家名「LU」の由来でもある。24歳の誕生日、自家焙煎珈琲専門店・赤富士珈琲を経営する夫・清勝紀からプロ級の道具一式を贈られる。最初に作り上げた際に「作家になる」と直感。その後、ある展示会で衝撃的に出逢ったテディベアの作家であり、黎明期から第一線で活躍する関澤洋子氏に師事。約一年半にわたり上京し、多くのことを学ぶ。

関澤先生が決めた2018年7月7日に「Teddy Bear “LU”」として作家デビュー。
100年以上持つと言われるテディベアだから「見えないところこそ、しっかり作りなさい」と先生から受け継いだ精緻で正確な技術力をベースに、瞬く間に独自の世界観を築いていき、デビューしてわずか5年ほどにも関わらず、「“LU” のお顔」に魅入られたファンは数多い。
ファンとのコミュニケーションをとても大切にしており、その姿勢はデビュー当初から力を入れているSNSでも垣間見える。オーダーメイドは「お客さまとの二人三脚」と謳うように、完成までの過程をも楽しんでもらえるようにと、こまめなやりとりを欠かさないこともあり、オーダーメイドは数ヶ月先まで予約が埋まるほどの人気ぶり。最近では積極的に展示会にも出展するようになり、わざわざ来場してくれたファンと一緒になって、工房から巣立った子たちの「里帰り」を楽しんでいる。
赤富士珈琲に併設された工房では教室も主宰。あえてカリキュラム制は採らず、初心者の方でも安心できるように、その方のライフスタイルに合わせたペースで運営している。小学1年生の参加者や1年以上も通っている方も。手ぶらでの参加が可能で、針仕事が苦手な方にも丁寧にサポートしていることもあって、アットホームな教室はリピーターも多い。